地獄の帰り道、天使のひと言

ある日のこと、娘と2人で電車に乗って動物園に出かけた時の話。

おむつ、ミルク、着替え、お菓子、ウェットティッシュ、、、荷物が多すぎて少しでも減らしたい

そんな思いを抱いてしまった。

よし、ベビーカーあるし、今日は抱っこひもは置いていこう

これが地獄の始まりだった、、、

行きは娘もベビーカーに電車に乗ってくれてたけど、動物園に着くと、

突然「もう乗らない!」と宣言。

うそやん、、、」抱いた感情はこれだけ。

「大丈夫。娘が歩いてくれれば何の問題もない」、と自分に言い聞かせ続けた。

その時はすぐに来てしまった、、、

人ごみに疲れたのか、「抱っこ!」と言われて、結局抱っこすることに…。

動物園は広いし、腕はパンパン。全身運動でしかない。

そして、地獄の帰り道が始まった。

帰りの電車で娘は爆睡。電車内は満員電車。

寝ている娘を抱っこし、大きなリュックとベビーカーを抱えながら汗だくで立っていた。

瞬間移動ができれば、タケコプターがあれば、心からそう思いながら過ご電車内。

すると、60代のおじさまが 「お父さん頑張ってるな、座ってください」 と席を譲ってくれた。

これぞ天使のひと言

こういう時って、心から泣きそうになるもんですな。

困っている人に声を掛けられる大人ってかっこよすぎる

3歳の娘を抱っこして、ベビーカーを担いでいる大変そうなお父さんに電車の席を譲る60代の男性

お礼を伝え、座らせていただき、なんとか無事に帰宅。

抱っこひもを置いていったことは失敗だったかもしれないが、

娘のこともたくさん抱っこできたし(もちろん筋肉痛になったが)、

おじさまの天使の一言の優しも感じることができたし、なんやかんやで楽しい一日になった。

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